2021/01/27

自動ゲートシステムの種類•メーカーについて

最近、空港で見かける自動ゲート。多くのビジネスマンが利用していると言われています。
自動ゲートは今まであった搭乗手続きよりも簡単でスムーズになっており、指紋やパスポートでの手続き以外にも
様々な物を使用して手続きが出来ると言われています。
そこで自動ゲート初心者さんの為にも、自動ゲートの良い所や特徴、そしてメーカを紹介して行きたいと思います。

自動ゲートシステムとは?

自動ゲートとは、日本の空港の一部に設置してある設備を言い、正式名称を「自動化ゲート」と言います。
主に出入国の際に審査官の対面審査や面接を経由せずにゲートに設置された機会により出入国者を認証し
出国と入国の手続きを簡素化、迅速化し利便性を高めていると言われています。
日本への入国の場合、日本国籍で有効な日本国旅券を持っているか?パスポートや在留カード等の再入国許可書を所持している場合
のみ利用が可能となります。

自動ゲートシステムの良い所は?

•空港職員の人員削減

自動ゲートを設置する事でプラスになるのが、人員を削減する事が出来ると言う所です。
荷物をお預かりする、パスポートの確認、顔写真と同じ人かの確認、入国目的の確認等の審査はとにかく面倒で一人の利用者に
15分以上はかかってしまうと言われています。
そんな15分の同じ作業時間を何度も繰り返すのであれば「自動にしたら?」と感じてしまう人も多いと思います。
自動ガートは、1分位で入国手続きが終わってしまうので職員から見ても「他の業務に集中出来る」と言うこともあり
空港側でも「人員削減出来る」と言ったプラスな面が増えて行きます。

•スムーズに搭乗手続きが出来る

誰しも旅行で飛行機で到着すれば「速く入国したい」と言うものです。
しかし「何故、来たんですか?」「パスポート見せて下さい」「顔見せて下さい。はい本人ですね」「入っていいですよ」と言った手続き
自体に「時間がかかりすぎる」「イライラする」と感じた旅行者も多いはずです。
この手続き自体を簡素化出来るのが、自動ゲートです。
特に、「日本に帰って来たが、手続きに15分以上かかってしまい、ランチ前には実家に帰れたはずだったが帰宅したのが15時だった」と言った海外から帰って来たビジネスマン
もいます。
そのような問題を無くす為にあるのが、自動ゲートだと思います。

自動ゲートの悪い所は?

•機械なのでミスが起こる可能性もある

自動ゲートは機械であり、人の目視確認が無くなる事で機械の誤作動やミスに繋がる可能性もあります。
定期的にメンテナンスを受ける事や、自動ゲートがもし使用出来なくなった時の対応方法をマニュアル化しておく
事が重要となります。
又、サイバー攻撃や犯罪にも繋がる場合もあるので、犯罪予防対策マニュアルが必要に感じます。
顔認証システムを悪用されてしまう場合や、データーを消去されてしまう場合もあるので要注意と言えます。

•高齢者からの理解が薄い

高齢者は手続きを完璧に人とすると言うことで安心感を得るタイプの人が多いです。
その為、自動ゲートに関しても「機械は信用出来ない」「本当に手続き出来たのか?」と不信感を抱く場合もあります。
自動ゲート付近に、案内係を設置している空港もあるので案内窓口から適切に自動ゲートに誘導出来るようにサポートが
必要だと思われます。

自動ゲートはどこにあるのか?

日本の空港では成田空港、中部空港、関西空港、羽田空港国際線ターミナルに設置されています。
成田空港は第3ターミナル以外に顔認証自動ゲートを設置されています。

自動ゲートの利用登録方法は?

自動ゲートは書類を揃えているだけでは、使用する事は出来ません。
まず指紋の登録や、顔認証をする場合でも顔写真の登録が必要となります。
指紋や顔写真の登録する場所は次の通りです。
•自動ゲートが設置されている空港
•東京出入国在留管理局
•名古屋出入国在留管理局
•大阪出入国在留管理局
尚、登録は搭乗手続き当日でも可能です。
ただし自動ゲート利用時において1人での指紋の提供はまたは機械操作が出来ない場合は利用が出来なくなります。
利用登録をするとパスポートの最終ページに、登録済みの法務省の判子を押され、自動ゲートを設置されている日本国内の
空港での利用が可能となります。
登録においては、日本国籍の人の場合は指紋登録のみで顔写真撮影はありません。
又、パスポート更新となった場合は再度登録が必要となります。

有名メーカーがバトル!!パナソニックとNECの自動ゲートとは?

•パナソニックの顔認証ゲート

パナソニックの顔認証ゲートが2020年7月上旬から、羽田空港、成田空港、中部空港、関西空港、福岡空港、福岡空港
新千歳空港、那覇空港に導入されました。
パナソニックと言えばテレビ等の家電メーカでも有名ですが、技術やデザイン力が「人に優しい顔認証ゲート」を実現しました。

•自動ゲートの特徴

遠くから見ても解る大きなゲートで矢印で誘導サインが目立っています。
ミルク色の優しいカラーで「簡単に手続き出来る」「難しく無い」と思ってもらうデザイン。
しかも、人の動きを感知するカメラがクルクル動きます。
利用者の視線にレンズを合わせる利用者の視線移動を最小限にしています。
パナソニックは1957年から取り組んで来た監視カメラの技術を応用しており、今回の自動ゲートに関しても
99%の高い認証率と言われています。
又、カメラを鏡に埋め込む事で、「人は鏡に映る自身の顔を見る習性がある」事を上手く活かして
顔認証をする際に利用者が緊張や意識をしないようにしている

足元に置くスーツケースが邪魔にならないように手荷物を置く事が出来るスペースも設置しています。

•自動ゲートの手順

まずパスポートを認証させる為に、パスポートを指定されている場所に置きます。
パスポート認証が終わりましたら、顔認証にうつります。
顔認証が完了すればゲートバーが開いて入国完了です。
出国時も同様に自動ゲートを使用します。

•NECの顔認証ゲート

NECの自動ゲートは海外での需要が多く、2007年には香港の入国管理局に出入国審査の際に自動車に乗車したままで
顔認証を行い自動的に登録者本人だろうかを識別する世界初の出入国ゲート管理システム機器と言っても良いでしょう。
NECは「顔認証世界一」と言われており、東京オリンピックでは会場への入退場用の顔認証システムの採用が決まっています。
パナソニックと違うのは、NECは高い鮮度が要求された犯罪捜査や路上監視などの生体認証技術のレベルが高い事です。
NECの顔認証システムは自動ゲート以外にも海外では警察でも採用されています。
香港の入国管理局以外にも、ニューヨークのジョンFケネデイ国際空港での出入国審査ゲートで採用実績があります。

•自動ゲートの特徴

NECは2020年の4月に顔認証のみで搭乗手続きできる自動ゲートを公開しています。
パスポート認証も不要で顔パスのみで搭乗手続きか可能。
デザインはシンプルで、鉄道の改札口と同じような感じで、搭乗ゲートに小さな顔認証カメラを設置し、早歩きで通過しても認証は可能と言われています。
しかし欠点があり、顔認証したデーターを長期保存出来ないと言う問題が出てしまったのです。

尚、パナソニックとNECのどちらの自動ゲートが勝ったか?

それは当然、パナソニックの圧勝でした。
パナソニックが勝った理由は、「顔認証のベストショットが即送信できる」と言う事でサーバー負荷を軽減出来る点と
親しみやすいデザインが評価されて、2018年では既に134台受注を得ており16億円売り上げています。