2021/06/04

インフラ施設でのセキュリティ対策とは?

「重要インフラ」とは、他に代替することが著しく困難なサービスを提供する事業が形成する国民生活及び社会経済活動の基盤であり、その機能が停止、低下又は利用不可能な状態に陥った場合に、わが国の国民生活又は社会経済活動に多大なる影響を及ぼすおそれが生じるものをいいます。
第4次行動計画では、「重要インフラ分野」として、「情報通信」、「金融」、「航空」、「空港」、「鉄道」、「電力」、「ガス」、「政府・行政サービス(地方公共団体を含む)」、「医療」、「水道」、「物流」、「化学」、「クレジット」及び「石油」の14分野を特定しています。

そこで今回はインフラ施設でのセキュリテイ対策について紹介して行きます。

入出場管理に求められるセキュリティとは?


重要インフラ施設と言えば、「鉄道」「空港」「発電所」等が代表的です。
空港や鉄道などの交通インフラ、発電所や化学プラントなどのエネルギー関連、港湾や防衛施設などの重要施設は、私たちの経済活動を支えています。ひとたびテロが発生すれば、電気・ガス・水道などのライフラインのみならず道路・鉄道を含む社会基盤が失われ、心身共に大きな被害に見舞われます。世界有数の安全国家と謳われる日本においてすら例外ではありません。
そのため、昨今セキュリティレベルの向上と具体的な対策に向け、安全ガイドラインの制定や保安措置の義務付けがさまざまな施設で強化されています。

一番重要な事は、他者や部外者の不法侵入を防止する事です。そこで重要とされているのが「防犯カメラ」と「認証システム」「フラッパーゲート」を合わせて使う事です。

不審者が建物や敷地に入られる前の段階で、侵入者を見つけ即座に警備を配置したり、警報システムに通知することは、犯罪の事前抑止に繋がります。重要施設におけるセキュリティ対策の大半は、監視カメラを導入しています。監視カメラは、遠隔地で確認できる、不法侵入者の判断できる、証拠画像を残せるといったことから、セキュリティ対策には欠かすことができません。一方で監視カメラは、録画映像を利用した事後検証には有用なものの、不審者侵入時の即時対応を実現するには24時間体制で監視カメラ映像をモニタリングしなければなりません。また膨大な数のカメラ映像を監視には、多大な労力とリソースを費やしても、見落としなど人的な監視体制では、限界があります。オプテックスは、侵入検知センサーと監視カメラを連携させた画像確認による高精度な外周警戒システムを構築し、世界中で採用が進んでいます。屋外のフェンスや外周、敷地内にセンサーを設置し、そのセンサーが侵入者の位置や特徴を迅速に把握し、現場に向かう警備員に適切な指示を出すことができるようになります 。また、監視カメラの他、LED投光器や回転灯・サイレンといった警報器との連動で侵入者を威嚇したり、監視センターへの通報機能も提供します。
フラッパーゲートと認証システムに関しては、従業員の入退室管理と合わせての不法侵入や防犯対策にも繋がります。

セキュリティゲート導入のメリット

・温度検知システムと使い感染対策に!!
感染拡大している新型コロナウイルス。
感染者は肉眼で解れば苦労はしません。
しかし感染している人が、「勝手に外に出た」「鉄道を利用した」となれば、大きな感染爆発に繋がります。
そこで駅や空港に温度検知システムを設置し,既にある改札を利用すると言う方法を取る事で電車や飛行機に乗車出来ないようにすると言う事が可能となるのです。

・不審者、不審車の侵入を不正でテロの防止に!!

2001 年9 月11 日に発生した米国の同時多発テロ以降、原子力発電所をはじめとする重要インフラ施設を標的にしたテロの脅威は現実のものとなりました。
原子力発電所を例にあげると、過去にも原子力発電所やそれに準ずる原発関連施設に対してテロが行われた事例は世界中に存在し、原発へのテロ脅威はもはや現実的な問題となっています。
爆弾等を積んだ車両が重要施設に突入しようと試みた場合、如何なる方法で阻止出来得るでしょうか?
一般的なバータイプやアルミのフェンスでは強行突破されてしまいます。スティール製の門扉であれば突入時に車両を破壊して止めることは可能ですが、大型車両の場合はどうでしょう。
車両突入時の対策として各種のシステムが用意されています。
システムは大きく分けて2種類あります。車両侵入阻止力が強い順から、ロードブロッカータイプ、ボラードタイプとなっています。
ベルギーのオートマチックシステムズ社の日本代理店として、ロードブロッカーを始めとする車両侵入阻止用の製品を取り扱っております。

不審車両の侵入によるテロを防止する事が可能となるのです。

求められる機能とは?

テロや凶悪犯罪といった脅威が増大する現代社会では、社会の安全・安心を保障するセキュリティシステムに対する期待が大きくなっています。巨大なイベント会場やスポーツ施設、空港、駅など、多くの人々が集まり行き交う大規模重要施設においても、テロのほか、ゲリラ豪雨などによる冠水、広範囲に及ぶ停電、交通機関の停止など、脅威は多様化しています。安全・安心を提供するためには、警備などの人的セキュリティに加えて、ITや先端技術を駆使した物理的なセキュリティが必須です。また、広い敷地に多数の人が行き交う環境では、一般利用者の利便性を妨げることのない、より高度なセキュリティ技術が必要となります。
「本人認証」「危険物検知」「不審者追跡」という3つの分野において、安全性と利便性をともに向上するセキュリティ技術を開発しました。これらをITで連携すれば、どの人物の荷物から危険物が検出され、その人物がどのような経路で施設内を移動し、現在どこにいるのかを把握することができます。また本人認証や手荷物検査の結果から安全と評価された人物やモノに関しては簡便なチェックで対応するなど、安全性評価に応じた利便性の高いセキュリティサービスが可能になります。

スムーズかつ正確な本人認証を実現する生体認証技術

施設内に不審者が立ち入ることを防ぐ本人認証では、偽造が困難な生体認証技術に注目が集まっています。指静脈認証も生体認証技術の一つですが、これまでは決められたところに指を置く必要があり、入場者は立ち止まらざるを得ず、人の流れが滞ってしまうこともありました。日立は、歩きながら指をかざすだけでスムーズかつ正確に本人確認できる「ウォークスルー型指静脈認証技術」を開発。かざした指の数や位置、向きが変化しても瞬時に指静脈パターンを検知できるもので、素早いゲート通過が可能となり、混雑が緩和されます。
また、大規模施設にはATMや券売機、チェックイン装置など、パネルへのタッチ操作を必要とする機器がいくつもあります。操作している間に本人確認も済ませられるように、近赤外光による指の静脈パターンとカメラによる顔の撮影を行い、エリア内にいる人物を高精度に限定する技術も開発しています。

短時間で効率的に検知する危険物検知技術

人やモノに付着した爆発物の原料などの物質を、短時間で検知する装置を開発しました。施設内に配置した多数のパイプから、複数地点の空気を同時に吸引して質量分析装置に取り込み、その組み合わせを変えるなどして得られた情報から原料物質の位置を特定します。施設内の複数地点に分散されている危険物を短時間で効率的に検知するとともに、高価な質量分析装置を多数用意する必要がなくなります。

防犯カメラの画像を活用した不審者追跡

混雑する施設内で、防犯カメラの映像に顔が映っていなくても、服装や手荷物の色、移動した経路などの断片的な情報を利用して、不審者を高速かつ高精度に探し出す追跡技術を開発しました。人物の顔や上半身などのパーツごとの特徴を自動で抽出してデータベースに格納、さらに人物の移動軌跡情報を抽出し、パーツ情報とひも付けて不審者の検索を行います。