2020/06/30

商業施設におけるセキュリティゲートの役割と機能は?

商業施設におけるセキュリティゲートの役割は、省力化の中で在庫品の盗難を防ぐという犯罪抑止効果が第一に挙げられます。

人の目によってセキュリティを監視するのではなく、システム化されたゲートを利用することで監視員やそれに類した人員を削減することができます。また、盗難防止効果以外にも、決済漏れを未然に防ぐ効果もあるため、セキュリティゲートを設置することでこれから来店する顧客への注意喚起も可能です。

また、商業施設は地域の防犯拠点という役割を持つケースもあります。こういったところで、顧客に対して安心感を与えられるというのも、商業施設におけるセキュリティゲートの一つの役割もしくはメリットと言えるのではないでしょうか?

特に、学校が近いロケーションの商業施設やショッピングセンターなどでは、治安維持のためにセキュリティゲートを導入することにより、地域貢献としてのCSR活動をアピールすることにも繋がるでしょう。さらに、多くの従業員を雇用する商業施設では、店舗関係者と部外者を区別するために、セキュリティゲートを設置する場合もあります。

さらに、一般的な扉や自由に開閉できるドアでは防ぎきれない不審者の侵入を防げるほか、店舗スタッフの通行を管理することで、勤怠マネジメントにも利用されています。さらに、セキュリティゲートは会員制の店舗へ導入されることで、不正な入店や利用を防ぐ目的もあります。顧客の店舗滞在時間を自動で確認できるため、店舗での顧客管理の省コスト化も可能です。

商業施設にあるセキュリティゲートの種類とその特徴、価格は?

商業施設に設置されるセキュリティゲートには様々なものがありますが、基本的には目的別にセキュリティゲートが設置されることとなります。

例えば、商業施設の事務エリア及びスタッフオンリーのエリアについては、入退室管理システムを備え、さらに入場時にも様々な認証があるタイプのセキュリティゲートが設置されるケースが目立ちます。こちらについては、一般客とスタッフの明確なゾーニングが必要なことから、セキュリティゲートも比較的堅牢な見た目のものが多い印象です。

ちなみに、スタッフに対して利用するセキュリティゲートでは、退勤時刻の記録などの機能を併せ持つケースもあります。これにより、タイムカード処理などを必要とせず、さらにセキュリティの部分からも管理を徹底することが可能となります。

対して、一般の顧客に対してセキュリティゲートを設置する場合は、大原則として、威圧感を与えないデザインのものが重要となります。そのため、多いパターンとしては、入場整理のような形で使われる見た目や抑止力が柔らかいセキュリティゲートが投入されるケースが目立ちます。

また、一般顧客の中から特別な顧客を特別なエリアに通すためのセキュリティゲートなども存在します。こちらは、いわゆるVIPルームに顧客を誘導する際などに利用しますが、さまざまな会員カードやバーコードなどを利用した認証システムが付いているケースがほとんどです。

他にも、昨今は様々な感染症対策という部分からサーモグラフィーなどを付けたセキュリティゲートも登場しています。技術自体は以前から存在しましたが、現場投入されるケースが相次いでいるといった印象です。

これにより、入場退場の際のスクリーニングとして、熱がある顧客については入場を断るなど様々な対策が可能となります。また、場合によっては、持ち込み及び持ち出しなどを検知することのできる機能を備えるセキュリティゲートも存在します。こちらも、タグなどを使って抑制することになるものの、何かしらの備品の持ち出しや盗難などを未然に防ぐ事ができるようになっています。特に、商業施設の中でも、ブランドショップなどでは良く利用されるイメージがあります。デザインについても、威圧感を与えず、顧客に悪印象を与えないような洗練されたものも登場し始めています。

一方、セキュリティゲートの導入に伴い、その費用も気になるところです。

抑止力やスペック、その他認証に用いるデータの種類などによっても大幅に異なりますが、おおよそ指紋認証などのついたシステムであっても、一台あたり50万円台前半から80万円台後半くらいまでで購入や導入が可能となっています。

もちろん、その他のスペックや複数台導入など条件によって、導入費用は異なります。

まとめ

ショッピングセンターや商業施設などでは、セキュリティゲートおよびゲート機の導入が必須と言えるのではないでしょうか?ショッピングセンターや商業施設など、大規模な建物の場合は、スタッフ向けのセキュリティゲート、そして一般顧客向けのセキュリティゲートなど、役割が異なればデザインやその機能も当然異なることとなります。

最近は、感染症対策向けのセキュリティゲートなども登場しているため、用途に応じてどのようなセキュリティゲートが必要なのか、各メーカーなどに相談をするというのも一つの有効なセキュリティ対策だと言えるでしょう。