コロナ渦でのスーパー、カラオケ店ネットカフェでの感染予防対策とは

 

新型コロナウイルスによる一般企業や飲食店の影響とは?

•買い物客の減少

感染予防の為に、子供連れの家族やお年寄りと孫のような感じのお客さんがスーパーで買い物をしている姿は少なくなって来て
います。
政府や各都道府県知事からも「大人数での買い物を避けるように!!」と言う話がテレビでも流れています。
そして昨年の4月には、緊急事態宣言が出て必要最低限のお店のみの営業となってしまい、子供達が楽しみたいゲームセンターや
オモチャ屋、映画館が閉まっていた状態でした。
そうなってしまうと、子供はお留守番と言った場合が多くなってしまいます。
そして免疫力が低いとされている、高齢者も「感染したら迷惑をかけてしまう」と言う考えになり買い物の回数を減らすか、
宅配サービスを頼むケースが増えています。
大手スーパーのイオンやセブンホールディングスもネットスーパーを展開しているので、外出しなくても買い物が出来るようになっています。
その為、買い物客が減っていると思われます。

•カラオケ店の使用客の制限

カラオケ店には当然、個室が沢山ありその部屋によって広さも異なっています。
2人以上で楽しみたい場合や合コンや忘年会等もカラオケが定番で人数が増えてしまいます。
そうなってしまうと人と人との距離が近くなってしまう場合があり、感染リスクが高くなってしまいます。
そしてカラオケと言えば、「大きな声で歌う」「デュエットする」と言う場合があり「マスクなんて邪魔!!」と言って外してしまう
人も多いはず。
現にカラオケサークルで、マスク無しで参加していた高齢者が感染してしまったケースがあります。
その為、カラオケ店はマスク着用と、個室を全部使用しないで人数を制限する等の工夫をしていました。
又、カラオケ店の多くはWiFIが完備されている為、テレワークで利用する人もいたカラオケ店もあります。

•ネットカフェはお客さん以外にも使用していた人はいた

ネットカフェにはネット目的で来るお客さん以外にも、他の利用者がいました。
それが「ホームレス」です。
今回、新型コロナで仕事が無くなって家賃が払えなくなってしまいネットカフェに寝泊まりしていた人も多くいたそうです。
シャワー完備で安く泊まる事が出来るので、外にいるよりも安全で感染リスクも低くなります。
しかし、ネットカフェは薄い壁で仕切った状態でおり、換気もなかなか出来ないことから感染リスクが高いと言われていました。
「ネットカフェの業務を停止させよう」と一時期ニュースで流れていましたが、感染予防対策を徹底し利用者を制限したことで
今の所、ネットカフェからのクラスターは発生していません。

大手スーパーの感染対策方法

•ネットスーパーの強化

人が多い大手のスーパーでは、当然感染するリスクはあります。
そこで「外に出ないで買い物が出来る」「生活必需品を家にいながら買える」と言う事で、ネットスーパーの利用を呼びかける
大手スーパーが増えています。
私も1度利用した事があります。
「トイレットペーパーやミネラルウォーターをわざわざ買いに行かなくていい」「重い荷物を持たなくていい」と言うプラスな事と
「風邪やインフルエンザは勿論、新型コロナに感染するリスクを減らす」と言う事が可能となるのです。
しかし配達料金がかかるのとネットスーパーなのでネット環境が無い家だと当然する事が出来ません。

•スーパーの玄関に消毒液を設置

大手スーパーの玄関に必ずある「アルコール液」。
あのアルコール液は手の消毒を目的として設置されています。
新型コロナが流行する前は設置はされておらず、主に病院や福祉施設にのみ設置されているのを見た事があります。
今では大手スーパーやドラッグストアー、飲食店の玄関にまで設置されているのです。
人の身体の中で一番細菌やウイルスが多い部分は手や指と言われています。
汚染した手で品物を触る事で、更に感染を広げてしまう可能性があるのです。
玄関にアルコール液を設置する事で、手や指の消毒を徹底し感染予防を強化していると言えます。
しかし一時期、消毒液不足となりアルコール液を盗んで行く人もいました。
その為、スーパー側も盗まれないようにボトルにチェーンを付けて繋いでみたり防犯対策をしている場合が多いです。

•もし感染者がスーパーで出た場合の情報公表と消毒の徹底

もしスーパーの店員から感染者が出た場合、そのスーパーは消毒作業に入ります。
スーパー個人がするのでは無く、消毒は専門業者に委託して行う場合が多いと言われています。
又、その感染者が出た事が解れば、当然食品売り場では食材を破棄してしまう場合もあります。
店員で感染者を出してしまったスーパでは、食品売り場、お惣菜売り場、レストラン、パン屋が入っていた事で
料理やパンの材料、お惣菜の材料を全て破棄したと聞いた事があります。
そして店員全員がPCR検査を受けているのです。
こうなってしまうと、食品の材料を破棄しPCR検査で新たに感染者が出てしまい、マイナスになってしまいます。
しかし大手スーパーは消費者に感染者が出た事を情報公開します。
当日にスーパーを利用している人はいないか?このテナントで感染者が出ました等、細かく情報を公開する事で
感染を広げないように、又はスーパーを利用していた消費者にPCR検査を受けるよう呼びかけるようにしていると
思われます。
普段の消毒は閉店後に店員が行っており、カゴやカートまで消毒していると言われています。

•営業時間の短縮と専門店の営業停止

私の近所にあったスーパーはいつもは「7時に食料品売り場が開店」「22時に閉店」と言う感じでした。
しかし新型コロナが流行し、緊急事態宣言となった時には「11時~20時」と言う営業時間を短縮し従業員の人数も減らしての
営業をしていました。
そして「服とか買いたい」「靴も可愛いのが欲しい」と思っていましたが専門店が全て営業を停止していたため、当然服も靴も
買う事は出来ませんでした。
そのスーパーは食材や日常生活に必要な商品とドラッグストアーのみが稼働していた状態で、お客さんの数も当然少なかった状態で
あったのを覚えています。
この方法で感染者が大幅に減らす事が出来たと私は思っています。
現在は一部の都道府県のみに緊急事態宣言が出ている状態ですが、スーパーが稼働しており利用者の人数が減っていないので感染者が増えて
しまう可能性が高いと言えます。

カラオケ店の感染対策方法

•利用人数の制限と営業時間の短縮

カラオケ店は飲み会によく利用されますが、新型コロナが流行ってからは当然大人数の飲み会もカラオケも出来ない状態です。
そこでカラオケ店側も「お客さんが減るなら仕方が無い」「しかし従業員の感染は防ぎたい」ということもあり営業時間の短縮を
し配置する従業員を少なくしています。
カラオケ店は「23時までしている」「二次会の会場だから遅くまでしている」と言ったイメージが新型コロナで無くなってしまいました。
現在は、9時から20時までの稼働なカラオケ店が多く、利用客も完全予約制にしているカラオケ店もあると聞かれています。
そして利用客の人数も2~4名位の数人程度なら良いですが、10人近くで個室が狭くなってしまう状態だと断るカラオケ店もあると聞かれています。
断る理由は当然感染予防の為なのです。

•個室の使用数を制限

カラオケ店と言えば、個室が沢山あるイメージが強いと思います。
利用客の人数によって、店員が部屋をセッティングするような感じですが、最近では「満室状態」と言うカラオケ店はありません。
満室状態と言う事は、全ての個室が埋まっていることになり利用客が多い状態でもあります。
新型コロナが流行ってからは、個室を全て埋めるカラオケ店は少なくなっています。
又、カラオケ店でランチが楽しめるような個室にもなっており、滞在時間を食事だけにし短くすると言った工夫もしています。

•マイクや機材、室内の清掃と消毒

利用客が終わって個室から出ると、店員はマスクを着用し手袋を着用しマイクやソファー、室内にある機材や雑貨まで拭いて消毒します。
消毒してからはしばらくその個室は換気をする必要があるため、利用する事は出来ません。
これを店員は1日何度も繰り返すと言われています。

•マスク着用の呼びかけ、マスクの常備

カラオケは大きな声で歌いたいものですが、多くのカラオケ店からは飛沫感染を防ぐ為にマスクの着用を呼びかけています。
中にはマスクを個室においているカラオケ店もあります。
しかしマスクをしながら歌を歌う事に抵抗がある人が多く、なかなかマスクをしてのカラオケをすると言った決まりを守る人
はいないと聞いています。

ネットカフェの感染対策方法

•機材や室内、ドリンクコーナー等の消毒と清掃

ネットカフェは私自身も利用した事がありますが、「長時間いれる」「ドリンク飲み放題」と言う幸せな場所
と言った感じです。
しかし新型コロナの影響で、店員も掃除や消毒をする箇所が増えています。
当然ドリンクコーナーや個室、トイレやシャワー室も掃除に消毒をします。
パソコン機材は色々な人が触れているので、汚染している可能性が高いともいわれており店員からしてみると
「狭い空間でこもっているし、感染しないか?」と言う不安を感じている場合が多いです。
玄関にはスーパーと同様にアルコール液を設置し、レジの所には体温計やマスクを常備するネットカフェもあると言われています。
利用する人が特徴がある場合が多く、長期に滞在する人がいるからともいわれています。

•換気の徹底

ネットカフェの店内イメージは「暗い感じ」「何かこもった感じ」というものが多く、私も「換気出来ていないんじゃないの?」「空気が汚いかも」
と感じた事があります。
店側はきちんと換気をし、空気清浄機まで置く所もあると聞いています。
新型コロナを意識していると思われます。

•利用客の制限と特定の客のみの利用

ネットカフェの利用客は様々で「駅から近いから、電車の時間までの暇つぶし」「終電のがしたから一泊する」という理由で利用する人も中にはいました。
しかし新型コロナが流行り、そのような利用客は減っていると言われています。
満員電車で通勤する人が減るので、当然駅の近くの店を利用する人も少なくなります。
ネットカフェも同じです。しかしホームレスやコロナ渦で仕事が無くなってしまい住む所が無いと言った人の為にネットカフェは稼働しています。
このように利用客の制限をすることで、コロナ渦で経済面に問題が生じた人が安心し利用出来ると感じられます。

まとめ

新型コロナによる影響は、飲食店やスーパー、カラオケ店にも多いですがそれぞれ赤字対策や感染予防策と言った工夫をしているのです。
この工夫は店側が独自でしている場合が多いと言われています。
政府や専門家の言う事も正しいいですが、一言で「営業自粛」「20時までの営業」とお願いばかりで片付けられがちです。
私から見ると、飲食店やスーパー等にもっと感染対策の協力に感謝すべきだと感じています。