サーモカメラの機能・活用事例

サーモカメラは体温は計れるの?正確性は?

サーモカメラはそもそも体面温度を感知し測定する物です。
サーモカメラ自体は建設現場や電気設備等の現場でも活躍していますが、人の体温を測定する事も
可能です。
検温サーモカメラによる温度測定は安全かつスムーズに高速検温をします。
大勢の人が集まる場所で、体温の測定を同時多数かつ高速で検知し,異常体温時はアラームで知らせてくれます。
検温精度はだいたいのサーモカメラでは,±0.1℃~0.3℃です。
又、AI(人工知能)により高い精度での体温測定ができます。
あらかじめ設定した以上の温度を検知した場合には、対象者に接触する事なく瞬時に画像アラートと音声アラートで即座に通知し、異常体温者を
建物内に入れないように感染予防対策をしてくれます。
効率性が高い検温サーモカメラは1秒以内で人の体温を測定することができます。
温度確認が必要な場所に検温サーモカメラを設置することで混雑を避ける事ができます。
安全性が高い検温サーモカメラは、非接触式の体温測定をサポートしており、約1.5m〜6m離れた場所から、正確に体温を測定できます。
これにより、物理的な接触による、感染のリスクが軽減されます。
現在、サーモカメラは医療・工場・学校・空港・オフィスビルでも注目を集めています。

サーモカメラに対応アプリ・タブレット

ナイトビジョン懐中電灯サー‪モ‬

ナイトビジョンサーマルカメラARは、懐中電灯のトーチです。サーマルビジョン/サーモビジョン用のクロマチックフィルタを有効にすることができます。

右下にあるボタンを押すと、シミュレートされたサーマルビジョンフィルタと懐中電灯が夜間によく見えるようになります。 Torchでディスプレイを目に見えるようにしないでください。これにより、カメラビューでディスプレイを見ることができます。
カメラボタンを使用してスクリーンショットを作成します。
ナイトビジョン懐中電灯サーモはiPhoneとiPat専用のアプリとなっています。

機能:スクリーンショット
熱視覚カメラフィルター
-flashlight〜サウンド
スプリントのようになり、懐中電灯トーチナイトビジョンアプリで熱視力をオンにします。

hakarun (はかるん)

hakarun (はかるん) は、スマートフォンのカメラに指先をあてことで、脈拍から体温がわかるアプリでアンドロイドスマホで使用が可能です
使用方法はバックカメラに指を数秒ですが直接当てて心拍数から体温を読み取ります。精度に関しては現状は参考値でしょうか。 少人数のイベント、市販の体温計までは用意してない時とかには使えるのでは。 実測の直後に体温計で計測しましたがアプリの方が+3℃でした。参考値としては使えると思います。

FLIR ONE(フリアー ワン)

FLIR ONEは、スマートフォンに装着して使える赤外線サーモカメラです。専用のアプリと連携させることで、スマホから熱を感知し見る事が出来ると言うものです。
iPhoneであればLightningアダプターで装着、AndroidであればmicroUSBに対応しています。業務用の専門機器というイメージが強いサーモグラフィーが、スマホと連携するといった使い方で一般ユーザーも手軽に使えるようになっています。
使い方は簡単で、専用アプリ「FLIR ONE」(無料)を起動して撮影するだけです。Lepton™カメラという特殊なカメラで読み込んだ長波赤外線情報と、あわせて搭載されている標準カメラから撮影された通常の写真とを組み合わせることにより、従来の業務用サーモグラフィーより鮮明な赤外線画像を撮ることが可能となります。
このダブルカメラ構造によって、これまでは触れるまでわからなかった「温度」という情報をスマホ画面で確認できるようになったというわけです。可視化可能温度は-20℃~120℃。外部にいる不審者や田舎の方だとクマ等の野生動物の感知にも活躍しているアプリでもあります。

サーモカメラお勧め レンタル可能か

機器として購入すると安くても2〜5万円、高額だと10万円以上すると言われるサーモカメラはレンタルが可能な
メーカもあります。
あのお掃除やモップで有名なダスキンがサーモカメラのレンタル事業を行っています。
1日だけのイベントや結婚式や卒業式等にも活躍しています。
サーモカメラ自体は、ダスキンに使用目的を話す事でおすすめの物を紹介してくれます。

レンタル料金は,1泊2日で10,000円,追加1日が2,000円となっています。使用期間が解っている場合はレンタルがおすすめです。

次におすすめなサーモカメラについて紹介します。

・CLEAN  VIRUS

こちらのサーモカメラは組み立てや工事不要な物となっており,レンタルも可能です。
工場等に使用されている物で全身消毒が可能な物です。
機器の価格はタイプで異なっており490,000円〜560,000円となっています。
レンタルの場合、1日30,000円〜となっています。
消毒液の量によって価格が異なるので、見積もり時に相談が重要となります。

・FLIR E8-XT

FLIR E8-XTは76,800(320 × 240)ピクセルの赤外線検出器を備え、温度範囲が-20℃ ~ 550℃に拡張されているため、電気/機械/建物の問題を診断するのに最適なツールです。FLIRスーパーファインコントラスト(MSX)による画像補正で極めて詳細な赤外線画像を生成し、内蔵のWi-Fi機能でFLIR Tools Mobileアプリにすばやく接続できるため、画像の共有やレポートの送信をあらゆる場所から簡単に行えます。

価格は通販サイトによって異なりますが、500,000円〜570,000円となっています。
外部PCやアプリにも接続出来る所が良い所なのかもしれません。

サーモカメラとサーマルカメラの違い

まずサーマルカメラの役割と仕組みについて紹介します。
サーマルカメラは,熱を検知するカメラではありますが、直接モノに触れて温度を測る温度計などとは、全く異なる方法で温度を計測します。
温度のある人やモノは全て、「遠赤外線」という目に見えない光を発しており、サーマルカメラにはその遠赤外線を検出するセンサーが搭載されています。
遠赤外線は、温度が高くなるほどそのエネルギーが強くなるという特徴があり、
サーマルカメラのセンサーは遠赤外線の強弱を検知することで、モノの温度を計測することができます。
重要なのは、サーマルカメラは温度ではなく遠赤外線を検知すると言う所がサーモカメラと違う部分なのかも知れません。
計測した温度に合わせ、画像処理で色を付けることで、視覚的に温度の分布が解り易いサーモグラフィを表示しています。
サーマルカメラは温度計などでは計測の難しい、広い範囲の温度を計測することができます。
もう少し詳しいことを言えば、サーマルカメラの映す役割をしサーモグラフィは映像を作ると言う事なので、
撮影しているモノの温度の変化をリアルタイムに確認することができます。
高速で動く物体の温度の変化や、急激な温度変化を瞬時に把握するのは、サーマルカメラ以外には難しいことになります。
又、サーマルカメラは,遠赤外線は、通常の光と比べてより物体をすり抜ける性質が強いという特徴を持っています。
そのため、サーマルカメラは霧や煙で視界が悪い状況でも、その向こう側の物体をハッキリと捉えることが可能です。
サーマルカメラは遠くや見えにくい物の感知、サーモカメラは近くにいる物を感知し映像化すると言う感じです。
つまりサーモカメラとサーマルカメラも2つが無いと、広範囲でスムーズな検温や温度感知が難しくなるのです。