ローコストで設置可能!「スイングバリアゲート」「回転式セキュリティゲート」

株式会社Yが提供する「ゲート」は、ハイコストパフォーマンスを実現するゲートです。普段は透明の硬質アクリル板で閉まっており、ICカードか生体認証での通行を設定出来ます。ICカードであれば、わずか1分の間に30人を認証することが可能です。また、生体認証は指紋認証、顔認証、指静脈といった通行を許可された者しか持ち得ない認証方法ですので、よりセキュリティ面を強化出来ることでしょう。なお、通行幅は2通路が最大なので、共連れを抑制することができます。また、このゲートは成人男性の胸元ほどの高さがありステンレス製ですので、不正な乗り越えも防いでくれます。
さらに、同社が提供する「回転式セキュリティゲート」という種類もあります。この回転式ゲートは、図書館や博物館で見かけたことがある方もいるかもしれませんが、鉄の棒がくるくると回転し、一人ずつ通す形式のものです。ICカードで認証するほか、顔認証、指紋認証機能を搭載しています。顔認証のモデルは800件登録することが出来るだけではなく、通行した者を最大で10万件記録しておくことが可能です。別の機器にバックアップを残しておくことも出来るため、不正が起こったときなどにいつでも履歴を遡ることが出来ます。ステンレス製ですので錆びにくく、手入れも楽に行えます。

通常であれば、セキュリティゲートの価格は数百万円からですが、これらは数十万円から設置可能とあって、低コストでのパフォーマンスが期待できます。

・ゲートの設置が難しい!そんなときは「入退室管理システム」を導入しよう!
さて、セキュリティゲートを設置出来る企業や施設というのは、それ相応の規模を持っている環境が望ましいと言われています。例えば、数千人規模の企業の正面入口には、セキュリティゲートを設置することが望ましいでしょう。では、例えば、レンタルスペースなどを利用しているいくつもの企業が入ったビルではどうでしょうか?そのようなビルは、自分たちだけが管理しているものではありませんから、勝手にゲートの設置出来ませんし、当該階層にだけ設置するだけでは、費用のわりには本来の効果を発揮しているとも思えません。そもそも、「もっと費用を抑えたい!」と感じる企業も出てくることでしょう。

そんなときは、「入退室管理システム」の導入をおすすめします。このシステムは文字通り人の行き来を管理するものですが、セキュリティゲートよりも格段に費用が抑えられ、セキュリティ面も強化出来ますので、導入を検討している人が増えているようです。ここからは、そんな入退室管理システムについて見ていきたいと思います。

「クラウド入退室管理システム」はどのようなことが出来るの?

有名な入退室管理システムとして、「クラウド入退室管理システム」が挙げられます。このシステムは、従来のICカードをかざして鍵を開閉することも可能ですが、インターネットを介して遠隔で扉の開閉操作をすることが出来るため、カードの紛失や「自宅に忘れてしまった!」という事態に陥ることもありません。また、勤怠管理システムと連携出来るため、入退室するだけで勤怠管理が出来るので、労務責任者の負担が減るのはもちろんのこと、労働者にとっても打刻する手間が省けるため、ストレスを軽減することに繋がります。さらに、このシステムは1扉から設置出来るだけではなく、設置時の工事などは一切不要で、小型の機器を扉に取り付けるだけで導入することが出来るため、レンタルスペースを利用する中小企業に特に注目されているのです。
このクラウド入退室管理システムを提供する会社はいくつもあり、サブスクリプション型でサービスを提供しているところや、小規模なオフィスに合ったソフトウェアや機器などをセットにしたところなど、会社によって様々ですので、ご自身の会社に合ったサービスを選択していくと良いでしょう。

・おわりに

例年、どうしても起こってしまうセキュリティ事故ですが、セキュリティゲートや入退室管理システムを導入することで未然に防ぐことが出来たり、事故を抑制することに繋がります。ゲートまでは用意出来なくても、入退室管理システムであれば設置費用を抑えることが出来ますので、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?