フラッパーゲートの導入事例どんな施設に有効活用されるか?

官公庁・自治体の庁舎

部外者の侵入排除や鍵管理の簡素化を実現する入退室管理。認証された人だけを通行させるセキュリティゲート。特にお役所関係等は警備員を配置する場合もありますが,人の入退室に関しては厳重に取り締まっておりフラッパーゲート以外にも顔認証システムを設置している場合が多いです。
国会議事堂や宮内庁等にもあると言われています。

オフィスビル

オフィスビルには多くの人が出入りします。
ビル内には沢山の会社や企業が入っている事もあり当然、外部業者も入ります。
そのような人の出入りを警備員のみで見守る事はとても困難になります。又、多くの警備員を配置する事で
コスト面にも問題が発生します。
その為、フラッパーゲートと顔認証や指紋印象の機器を設置するケースが多いです。

アミューズメント施設

アミューズメント施設には、セキュリティゲート導入が必要不可欠だと言えるでしょう。なぜなら、そもそもアミューズメント施設は、多くの人が楽しめるような商業施設となっているからです。そうした場所には、年齢や国籍を問わず、不特定多数のたくさんの人が往来します。そういう人たちを管理者側が警備員など人の手を介して、すべてをチェックするのは不可能だと言えるでしょう。しかし、セキュリティゲートがあれば入場の制限をしたり、人の往来をコントロールしたりすることが可能になります。また、わざわざ警備員をあちこちに配置する必要もありません。それは、管理者側から見ても、アミューズメント施設を利用する側にとっても、メリットの多いことと言えるのではないでしょうか?コスト削減にもなりますし、何よりも人の手を介さないので、不快な思いをすることも少なくなります。
加えて、セキュリティゲート自体は普通のドアと形状が異なるので、逆通行や不審者などの不正通行を妨げることもできます。これは、事故防止の観点からも極めて有用と言えるでしょう。
さらに、最近では通行の往来を管理するだけではなく、金属探知機やコード認識システムなどの機能もあるので、アミューズメント施設での導入の必要性が高まっています

図書館や美術館

図書館や美術館には大切な本や作品があり,それらが盗難、又は持ち出されないようにICチップが内蔵されている場合があります。
万引き対策と同様で、勝手に持ち出せばブザーが鳴って知らせるようになっています。
そして入退室管理に対しても、人が大勢入らないように、フラッパーゲートを設置するケースが多いです。

フラッパーゲート導入理由

1:企業の場合

・部外者・不審者の侵入を未然に防ぐ為

部外者や不審者が企業に入れば、そこの企業の情報が盗まれてしまう場合や社員が危険な目に
合う可能性もあります。
その為に、警備員も必要となりますがフラッパーゲートや顔認証等の機器が必要となるのです。

・個人認証による確実な入場チェックと館内滞留者の把握

そこの企業に勤務する職員であれば,きちんと個人情報が機器に入っており「まだ退勤していません」「社内にまだいます」と機器がきちんと理解してくれます。
しかし部外者がもし社内にいた場合、それは大変な事になります。
そのような事が無いようにするのも,フラッパーゲートの役割と言えます。

・受付業務の効率化

受付を行うだけで担当者の呼び出し(取次)とQRコードの発行(入館)を同時に行うことができるため、来客対応の工数を大幅に削減することができます。

2:お店等の場合

・万引き対策

防犯ゲート等の機器のみに頼るのではなく、万引きロスを無くすことをシステム導入と同時に心がけることが大切です。
入り口の万引き防止システムは、万引きしようとする人間に大きなプレッシャーを与えます。それは、出来心による万引きを事前に抑止し、商品の損失を防ぐことにつながります。
また、万引き常習犯は、万引き防止ゲートの導入店舗での犯行は、検知を恐れて断念します。
反面、同業で万引き防止ゲートを導入していない店舗は、常習犯の標的になりがちです。

3:図書館や児童館、研究室の場合

・物品持ち出し防止対策

大学などの場合は学生証を非接触ICカードとして利用いただき、図書館利用、書籍の貸し出しのデータ管理に役立てているところもございます。
また、出入口に防犯ゲート、本にタグを設置し、不正の持ち出しを防ぐことを導入されている図書館もあります。

研究室の場合、薬品などを取り扱う教室や、PC等のコンピューターを完備している教室では出入の厳重な注意が必要です。不正に持ち出したり、許可無く利用することがないよう使用の制限、管理は明確に行うことが重要です。

・入館チェックがスムーズになる

児童館の場合、フラッパーゲートと顔認証やICカードを使用することで今日、児童館に来る子供の名前や人数、そして児童館に来る予定時間を把握する事が可能となります。
もし子供が予定時間になっても来ない場合、入館確認が出来てすぐに保護者や小学校等に連絡する対応へと繫げる事が出来ます。

4:それぞれの施設の同じ導入理由

・感染対策と感染源の把握

もし新型ウイルスに感染した人が企業や図書館等に入ってしまった場合、その感染源となった人もですが,その建物内にいる関係者がウイルスに感染したときに,接触者を正確に特定することができます。
どれ位の人が濃厚接触しているのかを知る事が出来ると言えます。
又、フラッパーゲートとサーモカメラを設置する事で体温等の確認も出来る為、体調不良者の入館を防ぐ事が出来ます。

・入館者やお客様を待たせる事無く対応が可能に!!

受付をして入館するのが時間がかかってしまうと,お客様を待たせてしまう事もあり,お客様も「何でこんなに待たせるんだ!!」と言う不快感の原因にも
繋がって行きます。フラッパーゲートと顔認証システムを使用することで,防犯対策にもなりお客様を待たせることなくスムーズな入館を実現します。