感染リスクとサーモグラフイーの活用方法を紹介

新型コロナウイルスのワクチンがどんどん海外の製薬会社から輸入されて,接種も開始されました。
しかし3月の現在では,医療従事者のみで病院の1室で行う状態です。
今回はもし一般人が接種をする際にどんな場所で行うのか?
そしてその場所で起こりうる感染リスクとサーモグラフイーの活用方法を紹介します。
もしこれが一般国民がワクチン接種をするとしたら,どんな場所で行うのでしょうか?
大手スーパーでもあるイオンは会場を貸すと言うニュースは聞いた事がありますが,もし国民がその接種会場に集中してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか?
おそらくクラスター感染が発生し3密を守る事は不可能と言えます。

新型コロナウイルスワクチン接種会場で起こりうる感染リスク
もしこれが一般人がワクチン接種をするとしたら,どんな場所で行うのでしょうか?
大手スーパーでもあるイオンは会場を貸すと言うニュースは聞いた事がありますが,もし国民がその接種会場に集中してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか?
次にワクチン接種会場で起こる感染リスクと原因を紹介します。

・ワクチン接種日の日時指定方法が不明なので,大勢の人が集中する可能性がある。

新型コロナウイルスワクチンが各地区に届いたとしても,政府は「5月から高齢者が接種開始」「それ以外は秋以降になる」と言った大まかな時期しか発表
していません。
もしワクチンが地区に来たとしても、「いつ?どこで?誰が?」と言う具体的な指定が必要に感じます。
「ワクチンがうちの地区に届きました~今週末から先着順に接種します」と言ってしまったら、当然接種会場は人が集中してしまい,混雑する可能性があります。
3密を守る事が出来ずに、クラスター感染発生にも繋がります。
もしワクチンが地区に届いた場合、住所順にする等の工夫が必要になると思います。

・ワクチン接種後の待機場所で混雑する可能性がある

ワクチンを接種した後は、アレルギー反応を観察する為にワクチン接種会場で待機する必要があります。
もし重度のアレルギー反応が出れば、救急対応をする必要も出て来ます。
そして待機時間によっては混雑する可能性が出て来ます。
待機場所を含めて、広い会場を準備する必要があります。

・診察(問診)で時間がかかるケースがある

ワクチンの副作用や既往歴等、診察(問診)で医師に相談する人は多いと思います。
しかし既にワクチン接種の問診票には既往歴を記載する場所やアレルギー体質か?等の
質問は書いてあると思います。
しかし人は医師を見てしまうと不安を感じてしまい相談してしまう可能性があります。
特に高齢者に多いと思われます。
問診で時間がかかれば間違いなく待合室は混んでしまうでしょう。
接種会場を確保するのも良いですが、既往歴がある人はかかりつけの病院でのワクチン接種が安全だと思われます。
クリニックや感染症指定病院以外の病院でもワクチン接種が出来る事で、人の集中はいくらか緩和されると思います。

新型コロナウイルスワクチン接種会場での活用方法
新型コロナウイルスワクチンの接種会場でのサーモグラフイーの活用方法を紹介します。
体温測定をサーモグラフイーにすることでプラスになる事が多いです。

・体温測定がスムーズになる

今まで、体温測定は脇の下で測定し1~2分かかると言う事があったと思います。1~2分と言う時間は、とても長く感じてしまう人が多いです。
体温計もその都度消毒して、次に測定する人に渡すと言う繰り返しは,体温計を準備する人や体温を記録する人も配置する必要もあります。
又、脇の下の体温計は不衛生でもあり,接触感染の原因にも繋がるのです。
そこで非接触型検温計サーモグラフイーカメラを活用することで,その1~2分と言う長い時間も体温計が不衛生になってしまう事も無くなります。
サーモグラフイーカメラによる検温は1~2秒での測定で、非接触型なので肌に直接触れずに赤外線が人の体温に感知して検温が可能となります。
1~2秒だと,人がぞろぞろと連なったとしても瞬時に体温を感知する事が出来ます。
検温が早くなれば、問診とワクチン接種、待機の時間も早くなります。

・体調不良者の早期発見

風邪で熱が有っても、ワクチン接種を無理にでもしたい人は出て来ると思います。
もしこのような人がワクチン接種会場に来たら、どうなるのでしょうか?
「普通の風邪!!」と言い切っても「新型コロナ感染」の可能性もあるのです。
もしそのような人がサーモグラフイーが体温を感知すると、異常を発生するアラームが鳴ります。
多くのサーモグラフイーカメラには異常体温(例えば37•5℃以上が異常体温)を設定する事が出来、もし異常体温だった,又は異常体温以上だった場合には
アラームやブザーで鳴らして会場のスタッフにお知らせする機能があるのです。
体調不良者の早期発見にも繋がるので良い事です。

・感染予防と異常発熱者を会場への入場が制限出来る

ワクチン接種会場には、当然体調不良者の入場は出来ません。
当然、新型コロナウイルスに感染している人もです。しかし新型コロナウイルスに感染していたとしても「嗅覚に軽く障害がある」「いつもの風邪ぎみ」と言った軽い
症状も人もいれば,全く症状が無い人もいるのです。
こうなってしまうと,感染しているのを気付かないで会場に入場してしまう可能性も高いと言えます。
体温測定はとても重要と言えると思います。

よりスムーズに安全にワクチンを受けるには?
まだ、ワクチンの詳細な情報は入手できていませんが、子供や妊娠中の人の胎児への影響は不明な点があります。
それでも接種を強く望む人は、個人によって状況が異なるため、産婦人科で相談することで、最善の答えは得られるでしょう。
新型コロナウイルスのワクチン接種は、大きく分ける必要があり,指定の会場での集団接種と、医療機関での個別接種の二つの方法があると思われます。
「指定会場って狂犬病の注射みたい!!」「病院で受けたい」と言う人は多いと思います。
私自身も「いつものかかりつけ医の病院で受けたい」と言う気持ちがあります。
ワクチン接種を行う側としては、集団接種の会場では安全な接種を行うとともに、スムーズに大勢の接種を行うことが目指すところです。
接種後は15~30分間は会場で経過観察として待機しますが、待ち時間が長く、接種が予定時刻で終わらないと、待機すべき時間を短縮して帰る人が出て来る可能性もあるのです。
問診など会話が必要な場面も多いので、日本語でコミュニケーションできない人は、会場での集団接種ではなく、外国語に対応できる医療機関での個別接種が適しています。自治体から外国語対応の医療機関の紹介も必要です。
障害者でサポートが必要な場合は、事前に連絡してサポート人員の配置が必要です。大勢の障害者が一緒に来室しそうな場合は、接種のタイムスケジュールを工夫すべきです。
一方、接種に不安がある要素を有する人は、もしアクシデントが起きたときに対応しやすい医療機関での個別接種を選ぶことをお勧めします。
副反応の可能性
事前に問診票に記載して来るだけでも、スムーズな流れにつながります。特に、老眼鏡が必要な高齢者、お薬手帳を見て病名を記す人は家での記載が必須です。
感染予防の観点からも、用意されたペンや机は多数の人が使用するため、感染のリスクがあります。
接種する日は、肩腕が速やかに露出できるゆったりした半袖を着て、脱ぎやすい上着を重ね着しましょう。
長袖ワンピースやかぶって着脱するセーターなどは、肩を出すために上半身は脱ぐ必要があり、恥ずかしい思いをする場合もあって、時間と手間がかかります。上着を脱げばすぐにスタンバイOKの服装が理想です。
インフルエンザのワクチン接種でも「これから長距離運転」「あすは自分の結婚式」「明後日は手術予定」という人がいます。
ワクチン接種後は、発熱や発疹など軽くても体調不良になることは珍しくなく、重篤な副反応が出現することもあり得ます。
翌日のイベントが有る場合は,ワクチン接種はおすすめしません。