指紋認証・顔認証、ICの入退室管理とは

入退室管理とは何であるかご存知しょうか?入退室管理とは、人の出入りを管理することです。会社は様々な情報を保有しており、誰もが簡単に立ち入りしてしまうと情報流出の恐れがあります。そこで、誰がいつ入退室をしたのかを記録することで、万が一の場合には手掛かりになりますし、実施することで予防する効果があるのです。
この入退室管理は、従来は人が行っていたものでした。しかし、どうしてもコストがかかり、人の手で行うため穴があり、完璧なものだとは言えませんでした。これらの問題を解決したのが、入退室管理システムです。設置するだけで良いので、コスト削減や管理の穴を埋めることが可能となっています。
ちなみに、普段皆さまが利用している駅の改札に、交通系ICカードをかざすことも入退室管理システムの一種です。これは、会社のような複雑なシステムではありませんが、例えば残高不足であった場合は入場拒否のアラームが鳴り、瞬時に知らせてくれますよね。

以上のように、入退室管理システムは私たちの身近にあり、知らず知らずのうちに管理されているということも多いのです。

入退室管理システムとは?

さて、ここで登場するのが入退室管理システムのプロフェッショナルの考案するシステムです。セキュアは、カードをかざす認証やテンキー入力に加え、指紋認証や顔認証を正確に行うことで、より厳密な入退室管理をするシステムを提供しています。また、このシステムに労務・勤怠管理システムを連携させることで、従業員の勤怠管理が出来るほか、打刻忘れなどが防げますし、労務管理者の負担も減らすことが出来ます。
革新的な指紋認証機能は不正を防ぎます
指紋認証は、現行でも取り入れられている認証機能ではありますが、セキュアの指紋認証は、2010年〜2017年の世界のトップセキュリティ50社のうちに認定された、Suprema社の検出技術を採用しています。この技術は人の指紋を感知するだけでなく、赤外線や白色光を利用し、様々な素材で偽造された指紋も判別することが出来るので、不正な侵入も防ぐことが出来ます。

優れた顔認証機能でなりすまし防止

顔認証機能は画像や映像から顔を検出し、目や鼻、口や顔の面積などから登録データと照合し、認証するという機能です。なりすましが難しく、セキュリティ面では最高レベルの効果を発揮してくれるのが特徴です。また、表面上のデータを認証する2D認証のほか、例えば普段とは違うメイクだったり髪型が変わっていたりしても、顔の凹凸や奥行きといった、その人にしかない特徴まで捉えて認証してくれる3D認証機能があります。さらに、このようなその人物にだけある特徴を捉える機能というのは、写真であったり、マネキンで偽造するなどしても照合不可となるため、セキュリティ面において非常に頼もしい機能だと言えます。
トータルセキュリティ!「サークルゲート」
さて、これまでご紹介してきた生体認証というのは、駅の改札のような認証機能に比べてセキュリティ面への配慮が高く、導入するとなれば会社で最も機密性の高い部屋などに設置すると良いでしょう。

セキュリティの中で、最高レベルの防御を誇るのが、「サークルゲート」です。これは、主に金融機関向けの設備を開発してきた「守る」という面に置いて、右に出る者はいないと言っても過言ではない、株式会社クマヒラが手掛けたゲートです。

このゲートは、庫内認証のゲートで、庫内中央のセンサーに人が一人だけ立つことでセンサーが感知します。これにより、確実に一人ずつ認証を行えるようになり、共連れを防止します。また、庫内では生体認証も同時に行うため、不正な侵入を確実に防ぐことが可能となりました。

まとめ
情報化社会となった今では、その便利さの一方で情報漏洩の問題が後を絶たず、その度に対策が求められてきました。セキュアの提唱する「機会を与えないセキュリティ対策」は物理的にも心理的にも不正をシャットアウトし、未然に防ぐ機能やサービスが充実しています。現行のセキュリティ面で不安に思う方や、導入を検討している方は、是非参考にしてみてください。